学校講師の質について
弊社は高いレベルのALT委託業務には、優秀なALTが不可欠だと考えています。
したがって、採用には多くの時間を費やし、慎重を期しています。
採用率は約20名に1名です。
採用基準
面談の中で上記③・④の資質を判断します。基本的な質問の中で<聞く姿勢・日本社会の認知度・一般教養・主張の強さ>などにより、教育者としての資質・協調性・発音・イントネーション・アクセントが日本の教育現場に相応しいかどうか判断いたします。また、質疑応答により、声の大きさ、明瞭さ、指導力、授業構成力、ユーモア感覚などを判断致します。面接は3次面接まで行います。 また、1年間欠勤なく、勤められる健康状態か厳しくチェック致します。日本語会話能力について
・面接時にQ&Aを日本語で行う(ALT経験の少ない応募者に適用している)・日本語検定3級レベルの日本語を研修時に指導している
(学校へ行った時の挨拶、クラスルームイングリッシュ/授業中でのHRTとのコミュニケーションで必要なもの)
弊社の考える研修とは
弊社では、ALTの指導スキルアップのための研修にかなり力を入れております。以下のような一連のサイクルにおいて研修を実施しております。
弊社が考える研修の柱は2つあります。

1つは、初期研修で行われるALTとして学校で働く上での基本的なルール、マナー、言動に関わる部分の徹底です。この部分はALTが担任の先生、生徒、学校関係者と良好な関係の下、業務を遂行する上で必要不可欠なスキルと考えます。
もう1つは、ALTが効果的な授業を行う上で必要な指導スキルの養成です。
これには、初期研修・中期研修・夏休み研修・スキルアップ研修とかなりの時間を割いています。英語力があるだけではいい指導はできません。生徒にとって、分かりやすく・楽しい効果的な授業、あるいは生徒のモチベーションを高め、常に維持するための工夫など指導する上で必要なスキルを理論・実践の両方を加味した研修プログラムで実施しています。一堂に会しての対面研修だけでは十分な研修を実施することが困難な場合があります。それを解決するために、弊社では、インターネット環境があれば、いつでも、どこでも学べるオンラインによる研修プログラム―プロ教師養成講座(Teyl-JAPAN)を義務づけています。このプログラムの中には、子どもを指導する上で必要な理論と実践の内容が盛り込まれています。実践編には、フラッシュカード・ピクチャーカード、さまざまなアクティビティのアイディアがあり、ALTは授業に必要なものをそこからダウンロードして使っています。その他、レッスンプラン、教材作成のヒントなど役立つ情報源があり、授業の中で活かしています。

研修会
◎年間210時間実施1)ネイティブのヘッドティーチャーによる対面研修
(土曜日に実施 年25回 1回6時間 150時間)
※土曜日に参加できない者は水・金曜日に実施
2)オンライン研修 ジュニア英語 プロ教師養成講座(Teyl-JAPAN60時間)
◎初期研修
◎中期研修 (稼動期間が4ヶ月~10ヶ月)
◎夏休み研修
◎スキルアップ研修(稼動期間が6ヶ月~10ヶ月)
初期研修 土曜日に実施
ルール・マナー・言動研修は、初期研修の中で丁寧に時間をかけて実施しております。◎ALT就業規則の徹底研修
1.勤務上での一般的なルール・基本的な姿勢
2.勤怠管理について
3.学校紹介
4.講師として必要とされる服装・行動・態度
5.ALT業務の一般的な説明
6.学校内、教室内でのエチケットルール
7.レポート・業務報告書に関して
8.ALTとしての評価方法(昇給・手当など)
◎指導スキルの取り組み
9.学校英語の目的と意義
・総合的な学習の時間と意義について知る
・学級担任と外部指導者の役割についての考察英語活動と英語科のちがいについての考察
10.国際理解教育の現状と課題
・異文化理解教育についての基本的な事柄を知る
・国際理解教育の実例を知る
・国際理解教育の初歩的な知識を得る
11.言語学の基礎
・言語習得のプロセス、メカニズムを知る
・EFL(外国語としての英語) について
12.中学校英語指導法
・英語で授業を行う場合に必要なコミュニケーションの方法と指導法
・子どもの認知・情緒発達に即した指導法
・中学英語文法の基本理解の徹底
13.教室運営
・大人数のクラスを教える方法を知る
・クラスマネジメントの基本的な方法を知る
14.中学校英語の相談とアドバイス
・カリキュラム、レッスン案の立て方
・さまざまな教材を知る。教材選考のアドバイス
・ALT/JLT/HRT の連携方法